1100日の戦い…(3)
運命の第4クール、チームは蘇った。33節の福岡戦からなんと7連勝、
その中には、ここまで2敗1今村の「等々力満員大作戦・新潟戦」での
3−0の快勝も含まれている、
チームはこのままゴールまで突っ走るかに思われたが、
「好事魔多し」とはこのことか、
攻守の要・アウグストが累積警告8回で2試合の出場停止と
なってしまったのだった。
そのアウグスト不在の2試合で取った勝ち点はわずかに1、
山形とはスコアレスドロー、
甲府戦に至っては0−2の完敗、
なんと1つの得点を挙げることすらできなかったのだった。

この時誰もが感じたこと、
それはアウグストの存在が想像以上に大きかったことだった。
しかし、諦めることは許されなかった。
アウグストが帰ってきた42節の福岡戦、
前半1点のリードを許すも後半の32分間で5得点、
「このまま行ける」誰もが確信した。
けれども43節、勝って広島との等々力最終決戦に臨みたかった、
しかし勝てなかった…
湘南・坂本絋司の奇跡的なシュータリングゴールの前にまさかのドロー…
結果、広島の昇格が決まった、そして残りの1枠は最終戦に持ち込まれた。

だが、その条件は川崎にとってあまりにも過酷すぎるものになってしまった。
最終戦「広島に勝って、尚且つ、大宮が新潟に勝つこと」
川崎の昇格条件はこれだけ
だが、川崎フロンターレを愛するものは誰も諦めていない、
誰もが信じている、奇跡は起きるものじゃない、

「奇跡は起こすものであること」を…
そう、俺たちの戦いはまだ終わらない、
いやタイムアップのホイッスルが鳴るまで終わらせるわけにはいかない…
Document 2003.11.23
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